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【Packaging】ダウ、インドにおけるリサイクル可能な画期的ポリエチレン包装ソリューションを発表

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 ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(本社:米国ミシガン州、会長兼CEO:アンドリュー・リバリス)の事業部門であるダウ・パッケージング・アンド・スペシャルティ・ プラスチック(P&SP)は、軟包装用途向けの持続可能なポリエチレン単一素材のラミネーションを実現する、画期的なポリエチレン樹脂配合技術を発表した。
 現在使用されている軟包装ソリューションは、異なる種類のポリマー層や添加剤を含むため、リサイクルを行う際に複雑な分別工程が必要とされる。単一素材(モノマテリアル)による、ダウの革新的なポリエチレン単一素材のラミネーションは、意匠性やブランドイメージ、性能を損なうことなく、最終包装製品のライフサイクルにおいて、100%のリサイクルを可能にする。
 ダウ・パッケージング・アンド・スペシャルティ・プラスチックのアジア太平洋コマーシャル・バイスプレジデントであるバンバン・キャンドラ氏は次のように述べている。
 「ダウは、責任あるプラスチックの製造、廃棄、リサイクルを促進しています。ダウの新しいポリエチレン単一素材のラミネーションは、完全リサイクルを可能にすることで、インドにおける軟包装プラスチック廃棄の管理問題に対処していきます。新製品の誕生を、われわれは大変喜ばしく思います。地元のブランドオーナーと密接に協力し、ダウの新しい技術の適用が進むことで、多層ポリマープラスチックの使用削減に関する規制に対応するとともに、環境保護に対する支援を行っていきます」
 インドにおけるブランドオーナーや消費者は、軽量、手ごろな価格かつバリア性などの優れた品質を備えた、便利な軟包装をより多く活用するようになっている。一方、 インドの環境森林気候変動省が発行したガイドラインである、プラスチック廃棄物管理規則2016においては、プラスチックごみの適切な廃棄を大規模に実施することやリサイクルが難しい多層ポリマー包装の段階的な廃止が求められている。ダウのポリエチレン単一素材のラミネーションは、ブランドオーナーが求める環境に優しい代替技術を最適な時期に提供する。
 グジャラート州ガンディナガールで開催される「PLASTINDIA 2018」(2月7日~12日開催)において、ダウのポリエチレン・ラミネート技術のより詳しい情報を目にすることができる。ダウの展示ブースは、ホール15ブースH15A9。


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