三菱ケミカル(株)は、同社が所有する日東化工(株)の株式を、(株)大阪ソーダに譲渡することとした。
三菱ケミカルが所有する日東化工お株式1,390,900株(議決権割合36.3%)のうち1,200,000株(議決権割合31.3%)を、2018年3月末を目途に譲渡することで、大阪ソーダとの間で合意した。
日東化工は、ゴムシート、ゴムマット等のゴム事業、高機能樹脂コンパウンド、樹脂洗浄剤等の樹脂事業を主要事業としている。三菱ケミカルは、1968年(昭和43年)に当時の三菱化成工業(株)が資本参加して以降、同社をグループ会社としていたが、今回、三菱ケミカルホールディングスグループの中期経営計画である「APTSIS 20」に基づき進めるポートフォリオ改革の一環として、同社株式を売却することとし、上記ゴム事業、樹脂事業を、自社製品の川下展開と位置付け、新製品、新規事業として積極展開する企図を有する大阪ソーダとの間で、株式譲渡につき合意に至った。
<日東化工(株)の概要>
事業内容:各種工業用ゴム・樹脂製品の製造、販売
本社・工場:神奈川県高座郡寒川町
設立:1949年(昭和24年)7月1日
代表者:代表取締役 取締役社長 荒川良平
資本金:19億2,000万円
売上高:79億円(2017年3月期)
社員数:197名(2017年 3月31日現在)
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【集中と選択】三菱ケミカル、日東化工の株式売却
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