東京応化工業(株)は、今後成長が期待できるOLEDディスプレイやCMOSイメージセンサーにおける高輝度化・高感度化に貢献する高屈折率材料の提供を推進するため、高屈折率無機材料の機能的に表面修飾された酸化ジルコニウムナノ粒子(ZrO2)を直径10nm以下で量産する技術を持つ世界屈指のメーカーである米国のPixelligent Technologies, LLC(以下「Pixelligent社」)へ出資した。出資金額は、200万米ドル(約2.2億円)。東京応化工業では、本出資を通じてPixelligent社の研究開発を支援するとともに、半導体、ディスプレイ分野で培った高度な微細加工技術(フォトレジストやナノインプリント材料など)と同社の強みを融合し、様々な分野への適応を目指して、高屈折率無機材料のスケールアップや高屈折材料市場の開拓を推進していく。
↧