国立学校法人京都大学(京都市左京区、 総長:山極壽一)物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)の陳勇(チェン・ヨン)特定拠点教授、 亀井謙一郎iCeMS特定准教授、 劉莉(リュウ・リ)特定拠点助教らの研究グループとグンゼ(株)(本社:大阪市北区、 社長:児玉 和)は共同で、 ヒトES/iPS細胞の大量培養を可能にする、 「布」を足場とした細胞培養基材の開発に 世界で初めて成功した。 これは、 従来とは全く異なる培養方法で、 今後、 再生医療などにおいてヒトES/iPS細胞が実用化される際に、 十分な細胞数を獲得するための重要な技術となることが期待される。
今回開発された新基材で増殖したヒトES細胞
研究成果は、 2017年2月8日にオランダの科学誌『Biomaterials(バイオマテリアルズ)』に掲載された。
詳しい研究内容は以下を参照。
<京都大学ホームページ>
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2016/170208_3.html
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【細胞培養基材】グンゼ、京都大学との共同研究論文が科学誌『Biomaterials(バイオマテリアルズ)』に掲載
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