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【Packaging】日本食品包装協会、10月25日に第52回食品包装シンポジウムを開催

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 (一社)日本食品包装協会は2018年10月25日(木)、第52回 食品包装シンポジウムを東京都北区の北とぴあ7階第1研修室で開催する。日本の食品包装は、消費者の厳しい要求基準、それに応えるメーカーの努力もあり、世界トップの包装技術が広く使われている。その一方で、コストが高い、ロスが多い、海外では使えない等の問題のあり、日本グレードは海外では普及していない。この“ガラパゴス化”を脱した日本の包装技術のグローバル化について、ユーザー、包装材料、包装技術、包装機械の各支点から講演を行う。

 参加費は会員1万6000円、一般2万5000円。申し込み締め切りは2018年10月17日(水)。問い合わせはTEL.03-3669-0526まで。

【プログラム】

9:20~9:50 開会挨拶 導入講演

テーマ:「日本の食品包装の脱ガラパゴス化」について

日本食品包装協会 理事長 石谷孝佑氏

9:50~10:30 (40分) 基調講演

テーマ:「農林水産物・食品の輸出促進と容器包装について」

講師:食料産業局 バイオマス循環資源課 食品産業環境対策室 容器包装リサイクル班 課長補佐 矢部 努氏

要旨:平成28年5月の農林水産業・地域の活力創造本部にて、「農林水産業の輸出力強化戦略」が取りまとめられた。多くの農林漁業者や食品事業者、輸出関係事業者にこの戦略を活用してもらい、輸出の拡大を図るための取り組みを紹介する。

10:20~11:10 (40分) 講演

テーマ:こだわりの容器包装開発とガラパゴス化」

講師:キユーピー(株) 技術ソリューション研究所 高山 崇氏

要旨:食品の容器包装は誰にとっても不便なく、気持ちよく使っていただけるよう改良を重ねてきた。しかしながら、このことがガラパゴス化の要因ともなり得ると考え、容器開発・改良の経緯・歴史を振り返る。

11:20~12:00 (40分) 講演

テーマ:「東洋製罐におけるアクティブバリア容器開発について」

講師:東洋製罐(株) テクニカルセンター 基盤技術開発部 副主査 藤田江里子氏

要旨:東洋製罐グループでは、プラスチック容器で食品の長期保存を実現するために、1972年から酸素バリア容器を上市してきた。より高い酸素バリアを実現可能なアクティブバリア容器を中心に、開発の経緯と方向性を紹介する。

12:00~12:40 (40分) 講演

テーマ:包装近未来メガトレンドを読み解く~カギは、循環型社会とデジタルネイティブな生活者~」

講師:有田技術士事務所 代表 有田俊雄氏

要旨:1.パッケージを取り巻く世界共通の課題と背景、2.循環型社会とプラスチックリサイクル、3.デジタルネイティブな生活者、4.時代を先取りする小売業の変貌、5.循環型社会を目指して注目の新素材・新技術、以上の内容で紹介する。

12:40~13:20 (40分) 講演

テーマ:包装機械産業について」

講師:(株)フジキカイ 常務取締役 営業本部長 渡辺幸次氏

要旨:「包装」は現代社会の快適性、安全性を考えるうえで欠かせない技術分野だが、その中で、一貫して「包装技術」の革新に取り組んでいる同社の概要、包装機械産業の歩みや包装機械産業を取り巻く現状と今後の課題について紹介する。

13:05〜14:10(65分) 昼食・休憩 質問票を回収し、コーディネーター、パネラーに配布

14:20~16:35 (途中休憩5分) パネルディスカッション

パネリスト:矢部 努氏、高山 崇氏、藤田江里子氏、有田俊雄氏、渡辺幸次氏

コーディネーター:石谷孝佑氏

16:40~16:45 まとめ 閉会挨拶

石谷孝佑氏


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