(株)ミマキエンジニアリングは2018年10月から、現在販売中の「UCJV300 Series」に搭載可能なUV硬化インク『LUS-170 クリア』を販売する。
同社は今回、「UCJV300 Series」には、これまでフラットベッドUVプリンタのクリアインクプリントで培った技術である「Mimaki Clear Control(以降:MCC)」をRoll to Roll機としては初めて搭載。クリアインクの吐出とUV光の照射を一度に行うことで、埃の付着・気泡の発生を抑えた美しいクリアプリントを実現する。また、艶やかな光沢で高級感を醸す「グロス仕上げ」と、落ち着いた艶消し効果が得られる「マット仕上げ」、2種類のプリントモードを用途に応じて選べる。
さらに、「UCJV300 Series」に付属するRasterLink6Plusをインストールすることで、Adobe Illustratorのスウォッチを129種類搭載した「ARTISTA UV Texture Library」を使える。様々な用途に使える「BASIC」パターンをはじめ、花柄や記号を用いた「ARTISTIC」パターン、視覚効果をプラスする「MODERN」パターンといった豊富なテクスチャを用意した。
「LUS-170 クリアインク」による繊細なテクスチャ表現、食品のみずみずしさやシズル感の演出など、高付加価値プリントがお客様のビジネスを強力にサポートする。
【クリアインクを使ったサンプル】
●屋内ポスターへの視認性UP
グロス調プリントは、食品などのみずみずしさやシズル感を演出し、高級感のある仕上がりとなる。また、通常のポスターと比較して高いアイキャッチ効果を得ることができる。
●テクスチャ表現
カラーの上にクリアのテクスチャをプリントすることで、見るだけではなく、つい触ってみたくなるようなデザイン表現が可能。
UCJV300 Seriesはプリント&カットを1台で行えるため、カラーの上にクリアでテクスチャ表現を付与したPOPが簡単に作成できる。
●透明フィルムへのクリアプリント
透明フィルムにマット調プリントをすると、表面にプリントされたクリアインクが光を乱反射させることで、すりガラスのようなウィンドウサインを作成できる。UVクリアインクを使った新しいグラフィック表現により、ビジネスの可能性を大幅に広げることができる。