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【事業譲渡】日本製紙、米国の日本製紙USAの事業をメキシコの大手製紙会社の米国子会社に譲渡

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日本製紙(株)は、メキシコの大手製紙会社 Bio Pappel 社(正式名称:Bio Pappel S.A.B. de C.V.)の米国子会社 McKinley Paper Companyへ、日本製紙の連結子会社である日本製紙USA(正式名称:Nippon Paper Industries USA Co., Ltd.)の事業資産を譲渡することで合意した。

事業譲渡の理由

 日本製紙は 1988 年にジョージア・パシフィック社より、米国ワシントン州ポートアンジェルス市にて電話帳用紙を中心とする中質紙製品の製造・販売を行う日本製紙USAを買収した。低坪量で高い品質を誇る同社の製品は、北米市場を中心に長年にわたり販売実績を上げてきたものの、近年は急激な需要減少により厳しい事業環境が続いていた。こうした中で、日本製紙は第 5 次中期経営計画(2015~2017 年度)で掲げる「事業構造の転換」の観点から、平成 28 年 10 月 5 日に北米での印刷・出版用紙事業から撤退する方針を発表し、日本製紙USAの事業売却先を検討してきた。今回、北・中米で広く板紙製品の製造・販売を展開する Bio Pappel 社が、その米国子会社である McKinley 社を通じ日本製紙USAの資産を活用して今後も持続的に事業を行っていくことに意欲的であることから売却先としてふさわしいと判断し、合意に至った。

 

 

 

 

 

 

 


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