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【生分解性プラスチック】京急グループ施設、三菱ケミカルの「BioPBS」を用いたストロー採用

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 三菱ケミカル(株)の生分解性プラスチック「BioPBS™」を用いたストローが、京浜急行電鉄(株)およびそのグループ会社(以下、京急電鉄と総称し「京急グループ」)が運営する施設において、2019年4月1日より使用される。BioPBS™を用いたストローが実店舗で使用されるのは、日本で初めて。
 BioPBS™は、三菱ケミカルが開発、基本特許を有し、三菱ケミカルとタイPTT Global Chemical社が折半出資するPTT MCC Biochem Company Limited(本社:タイ王国バンコク市、杉本龍一郎社長)が製造する植物由来の生分解性プラスチックで、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負担が少ないという特徴を有している。
 京急電鉄は、神奈川県とSDGs推進に向けた連携協定を締結しており、神奈川県が推進している「かながわプラごみゼロ宣言」に県内事業所を持つ京急グループ全社で賛同し、エコバック配布によるプラスチックごみ削減などの活動に積極的に取り組んでいる。今回、京急グループ各社が運営する飲食店や百貨店、ストア業、ホテル等の13社68施設において年間約16万本使用するストローを、BioPBS™を用いたストローに切り替えることで、更なるプラスチックごみの削減を図る。
 三菱ケミカルは、三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「KAITEKI※」の実現に向け、今後もBioPBS™をはじめとする生分解性プラスチックや植物由来プラスチックの研究開発・用途展開を加速させ、循環型社会の構築やSDGsの達成に貢献していく。
※三菱ケミカルホールディングスグループのオリジナルコンセプトで、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表す。


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