日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、代表理事会長:本田英一)は、プラスチックごみ削減への取り組み強化の一環として、ペットボトルにラベルフィルムをつけない「CO・OP ラベルのない水(あずみ野)」を2019年6月1日から発売する。
商品名、組合員サービスセンター連絡先、リサイクルマークなどを記載したタックシールを貼っています。また、それぞれのボトルキャップに賞味期限を記載している。その他の表示事項はダンボールに記載した。
■新商品の特長
・ペットボトルのラベルフィルムを省いたことで 1 ケースあたりのプラスチック使用量を 5.16g 削減した。
・昨年 1 年間の出荷実績(※)から換算したプラスチック削減量は年間9.9トン。
※「CO・OP ラベルのない水(あずみ野)」と同じ中身の既存商品「CO・OP あずみ野の水」の出荷実績
・商品名、組合員サービスセンター連絡先、リサイクルマークなどを記載したタックシールのみをペットボトル本体に貼り付けた。捨てる時はタックシールをはがすだけなので、分別も簡単。
・中身は「CO・OP あずみ野の水」と同じ、北アルプス常念岳ふもとに広がる安曇野で汲み上げた天然水。
■新商品概要
・商品名:CO・OP ラベルのない水(あずみ野)
・内容総量:2L×6本(1ケース)
・賞味期限:730日
・参考価格:540円(税抜)
・販売方法:全国の生協の宅配および店舗
※取り扱いの有無、時期、価格は各生協によって異なる
■コープ商品のプラスチック包材に関する取り組み
日本生協連ではこれまで、コープ商品で使用するプラスチック包材について「リデュース(使用量削減)」「リユース(繰り返し使用)」「リサイクル(再資源化・再生)」「バイオマス(植物由来素材利用)」の4つの視点で環境対応の取り組みを強化してきた。本取り組み強化の一環で、年間 3,700 万本以上の出荷量がある「CO・OP ただの炭酸水」のペットボトル本体を 2017年4月に軽量化(※)したことにより、2019年3月までの2年間でプラスチック使用量を495トン削減するなど、環境負荷の低減に貢献した。
※1 本あたり7g