セイコーエプソン(株)は、地域統括会社 Epson(China) Co.,Ltd.(総経理:深石 明宏)を通じて、中国においてSNSを活用した「Photo Kiosk ビジネス」などを手掛けるベンチャー企業 南京功夫豆信息科技有限公司(本社:中華人民共和国江蘇省南京市、董事長:談 長春、以下KFB社)に出資し、インクジェットビジネスでパートナーシップ契約を締結する。
KFB社は、中国においてPhoto KioskなどSNSを活用したさまざまなプリンティングビジネスの企画・運営、サービスを提供しているベンチャー企業。
特に、2016年7月にサービスを開始したPhoto Kioskビジネスにおいては、中国域内に2年間で約5万台のプリント機器を設置し、パーソナルフォト印刷を無料で行うことでSNS(WeChat)アカウントフォロワー6,000万人以上を獲得、フォロワーの獲得と広告収入を得るというビジネスモデルで急成長している。
エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」の第2期中期経営計画において、基本方針のひとつとして「資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速」を掲げています。今回のKFB社とのパートナーシップ契約は、インクジェットイノベーションにおける具体的な施策のひとつとなり、今後SNSを活用した新たなインクジェットプリンティングビジネスを創出していく。なお、出資に伴う業績などへの影響は軽微。
■KFB社の概要
※2018年12月末現在