JSR(株)は、3Dプリンティング分野で革新的な技術を持つ米国のCarbon, Inc.(以下「Carbon」、本社:カリフォルニア州レッドウッドシティ、CEO:ジョセフ・デシモーン)に対して優先株の増資を引き受け、15百万米ドル(約16億円)を追加出資した。
Carbonは、世界的にも先進的なデジタルマニュファクチャリング・プラットフォームを提供し、製品イノベーションの加速化を推進している。CarbonのDigital Light Synthesis ™ (DLS ™ )は、液状樹脂から製品を成形し、優れた表面仕上げと機械的特性・強度が等方的な部品製造を実現する画期的な技術。このDLS ™ を搭載したCarbonのプラットフォームを用いることで、最終製品の数量規模を問わない製造が可能となる。
JSRはこれまで、Carbonの革新的な技術とビジネスモデルに着目して計30百万米ドルを出資し、日本およびアジアでの事業化を進めてきた。今回の追加出資により、Carbonとのパートナーシップを強化すると共に日本での事業展開をさらに加速していく。
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【3Dプリンティング】JSR、シリコンバレーのCarbon社へ追加投資実施
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