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【プラスチックごみ削減】ダウ、フォーチュン誌の2019年度「チェンジ・ザ・ワールド」リストに選出

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 ダウは、フォーチュン誌の2019年度「チェンジ・ザ・ワールド」リストに選出された。同リストは、利益を生む戦略や事業を通じて、社会または環境に重要なインパクトを与えた52社を選出するもの。ダウは、同社の持続可能なソリューションを推進する長年の取組の一環として実施した、プラスチックごみを削減するための再生プラスチックを用いた道路舗装の試験プログラムが評価され、52社中26位に選出された。
 ダウのジム・フィッタリング会長兼CEOは次のように述べている。
 「ダウが、再生プラスチックの新たな用途や市場を開発したことがフォーチュン誌に評価され光栄に思います。このようなソリューションの開発を通して、ダウはプラスチックには設計から廃棄にかけて大きな価値があり、新たな方法で人や社会に貢献できることを証明しています」
 ダウはバリューチェーンパートナーと協働し、アジア、ヨーロッパ、北米および南米において、再生プラスチックを用いておよそ100kmのアスファルト製道路を舗装した。このプロジェクトでは、ダウの「ELVALOY™ RET」アスファルト改質技術も一部使用され、廃棄する代わりに約200トン(5千万個の軟包装パウチに相当)のプラスチックが活用されている。多くの場合、ポリマーが改質された道路は、通常のアスファルトと比較し天候や車両による腐食に強く、危険な道路のくぼみを防ぎ、交通渋滞も防ぐことができる。
 ダウは、「プラスチックごみには価値があり、新しい製品やエネルギーに転換することができる」と考えている。ダウはプラスチック道路に加え、南アメリカにおける主要なパートナーと共に、再生プラスチックを用いて建築材料を開発し、コロンビアで学校を建設するプロジェクトを推進している。ダウはまた、ケミカルリサイクル技術をスケールアップし、再生プラスチックごみを原料に戻し、新製品を作る技術開発の最先端にもいる。プラスチックごみをリユース、リサイクルそしてリパーパス(別のものに再利用)する新しいアイデアを創造することで、ダウとダウのパートナーは、革新的な循環型経済のソリューションの開発を先導している。
 フォーチュン誌の「チェンジ・ザ・ワールド」リストは、測定可能な社会的インパクト、事業性、イノベーションの度合いそして企業戦略との一致の度合いなどの指標を用いて評価する。
 プラスチックごみを環境に流出させないためのダウの取り組みに関する詳細は、下記ウェブサイト参照。
 https://dont-waste.dow.com/en-us


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