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【IJ】キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ、ミヤコシ製1200dpiフルカラー輪転プリンター「MJP20AXS」発売

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 キヤノンマーケティングジャパン(株)(キヤノンMJ)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)(キヤノンPPS)は、(株)ミヤコシ製の1200dpiフルカラーIJ(インクジェット)輪転プリンター「MJP20AXS」を2019年12月より発売する。価格はオープン価格。
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 国内の印刷市場においては、多品種少量印刷や短納期要求など多様な顧客ニーズに対応するために印刷機のデジタル化が進んでいる。IJプリンターに対しては、オフセット印刷機に迫る画質、生産性、デジタルならではの付加価値がもたらす印刷領域拡大や、印刷工場の効率的な運用へのニーズが高まっており、ミヤコシ製のプリンターにキヤノンPPS製のジョブコンソールを搭載し、国内市場のニーズに応える。
 MJP20AXSは、高い印刷品質と生産性、コストのバランスに優れた1200dpiフルカラーIJ輪転プリンター。新開発のヘッドとインク、インク供給システムによって、ヘッドリフレッシュ用のラインやランダムドロップを大幅に低減し、モノクロ印刷にはK(墨)ヘッドのみを使用するモノクロモードで追刷り業務にも容易に対応。また、ダブル乾燥ユニットを採用し用紙の波うちを抑制。ノズル抜けや色見当のチェック・補正を自動化し、調整時間の削減も実現している。
 さらにキヤノンPPSが開発したジョブコンソールをプリンターの操作画面に搭載することにより、ジョブ管理とプリンター操作のシームレスな連携を実現。また、従来のSXデータを取り込むソフトウエアの利用により、印刷業務範囲の拡大も可能となる。
 キヤノンMJグループは、MJP20AXSの特長となる高品質・高生産性と優れた操作性により、データプリントサービス市場における各種通知物のカラー印刷に加え、追刷り業務のフルカラー化のみならず、マニュアルやDM印刷などにも幅広く対応し、印刷ビジネス拡大に貢献する。今後3年間で20システムの販売を目指す。

プロダクション印刷機のデジタル印刷需要の国内市場動向
 印刷市場全体では、2020年は5兆6千億円規模となるものの、2015年からは5%近くのマイナス成長と予測されている。そのうち、デジタル印刷では2020年に3,900億円、こちらは2015年からは7%程度のプラス成長、また、データプリントサービス分野では2,600億円、2%のプラス成長を見込んでいる(キヤノンMJ調べ)。

キヤノングループの商業印刷関連事業について
 キヤノングループは、2020年1月より商業印刷分野のオセホールディングB.V.(オセ)製品をキヤノンブランドに統合するとともに、キヤノンPPSではその製品群を相互に補完できる本機の販売を行うことで、さらなる市場拡大を進めるとともに事業の成長を加速させていく。

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