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【食器容器】TBM、「LIMEX Lunch Box」の販売受付を6月19日から開始

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 (株)TBMは、石油由来プラスチック使用量の削減に貢献する、地球環境に配慮した食品容器「LIMEX Lunch Box」の販売受付を6月19日から開始した。
 「LIMEX Lunch Box」は、石灰石を主原料とすることで石油由来プラスチックの食品容器と比較して、石油由来樹脂の使用量を削減することができる。TBMは今後、「LIMEX Lunch Box」の販売を契機に、真空成型1容器の開発、成形メーカーとの連携を強化する。

2020 06 19 tbm

■ 背景
 世界的な海洋プラスチック問題や中国のプラスチックごみ輸入規制を受け、日本政府もワンウェイプラスチックの25%抑制2や再生利用の倍増、代替イノベーションの推進を掲げており、飲食チェーンでは、石油由来のプラスチッ ク製容器を紙製容器に切り替える対応が進んでいる。一方、新型コロナウイルスの感染拡大によりデリバリーやテ イクアウト需要が拡大したことにより、家庭から廃棄される石油由来の使い捨て容器が増加している。
1:真空成形とは、シート状の素材(LIMEX シートなど)をヒーターの熱で軟化させ、様々な形状の金型を用いて真空引きを利用して成形すること。成形後、冷却することで成形品を創り出すことができる。
2:環境省環境再生・資源循環局「プラスチック資源循環戦略」の策定について (2019年5 月31日)

LIMEX Lunch Boxの特徴
 TBMは地球環境に配慮したLIMEX製の食品容器「LIMEX Lunch Box」の開発に着手し、LIMEX をシート状に成膜したLIMEXシートを国内の既存の容器製造工場にて真空成型加工することにより、自然素材の容器の課題として挙げられる耐水性や油染み、耐熱レンジに対応したテイクアウト容器届が可能となった。また、本体と蓋が一体型の為、省スペースでの在庫保管・管理が可能であり、オペレーションの効率化につながる。

特徴1 プラスチック使用量削減に貢献
 石灰石を主原料とすることで、石油由来プラスチック製の食品容器と比較し、石油由来樹脂の使用量を約40%削減3 でき、石油の資源枯渇問題に貢献できる環境性能を有している。
特徴2 耐水&耐熱レンジ対応
 自然素材の容器と比較して強度が高く、液体を入れても汁漏れすることがない。また、耐熱性に優れており、 電子レンジでの加熱にも対応可能。(耐熱温度:140度)4 
特徴3 油染みせず使用可能
 プラスチック製の食品容器と同様、油染みしないため、揚げ物などのデリバリー容器としても活用できる。
3:PP 製の容器と比較した場合 上記は概算
4:株式会社消費科学研究所の試験結果に基づく


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