東京商工会議所は、このたび、中小企業のインターンシップの取り組みを支援するため、「インターンシップ・職場体験ハンドブック」を発行した。
本冊子は、これまでインターンシップや職場体験を実施したことがない中小企業をターゲットに、「実施する際の課題」を整理し、「事前準備から事後フォローまでに行うべきこと」を段階的に解説している他、「3日間のプログラムのモデル例」などを提示したもの。
中小企業による取組みの推進のためには、より取組みやすい、「職場体験」のノウハウを盛り込んだツールが有効と考えられるため、東京商工会議所の若者・産業人材育成委員会(委員長:北山禎介 (株)三井住友銀行特別顧問)において検討した結果、今回の発行に至った。
冊子は、ホームページから無料でダウンロードできる。
東京商工会議所では、2016年4月に「まずは5日間 はじめよう!インターンシップ」を発行し、中小企業による、5日間のインターンシップの推進を図ってきたが、その後もインターンシップを取り巻く状況は多様化しており、近時は短期の「職場体験」や、中長期の「共育型インターンシップ」なども注目されている。そこで、今回、新たに、短期間(3日間)の実施も想定した本冊子を作成した。
※東京商工会議所では、「インターンシップ」は就業体験を伴う5日間以上のもの、それ未満のものを「職場体験」と呼んでいる。
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【人材確保】東京商工会議所、「インターンシップ・職場体験ハンドブック」発行
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