2018年2月14日~16日にわたり、東京ビッグサイト東1~6ホールにて開催される、新機能性材料展2018、Printable Electronics 2018、3次元表面加飾技術展2018、nano Tech 2018など全11展示会の出展者合同説明会が、11月2日に品川インターシティホールにて開催された。
主催者が強調していたのは、展示会の特徴として打ち出している「ビジネスマッチングシステム」の有効性。自社の抱えている課題やニーズをウェブ上に登録することにより、これらに関連する技術等を有する出展企業や来場者間での商談成立率向上を目的とした仕組みで、2016年には出展者と来場者のマッチングは39%であったが、17年には63%にアップしていたと報告。ビジネスに直結する出展成果を挙げるため、積極的な利用を促していた。また、実際に同システムを活用している企業の具体例として、樹脂や金属の精密研磨加工を強みとする(株)ティ・ディ・シーの赤羽優子社長が、事前に情報共有しているため面談内容の質が向上するといったメリットを語った。
なお、同展示会の今後のスケジュールとして、19年は1月30日~2月1日に東京ビッグサイト東1~6ホールで、20年は1月29日~31日に東京ビッグサイト西・南ホール全館で開催されることが発表された。