旭化成(株)は、欧州における自動車関連ビジネス等の拡大に向け、樹脂コンパウンドの顧客ニーズをいち早く取り入れた製品開発、技術提案を行う「旭化成ヨーロッパ 機能樹脂テクニカルセンター」を、旭化成スパンデックスヨーロッパ(ドイツ連邦共和国ドルマーゲン市)内に2017年2月6日から開設する。
設立の背景
旭化成は、昨年4月に欧州での事業拡大を目指し旭化成ヨーロッパの営業を開始した。今回、機能樹脂テクニカルセンターの開設により、自動車部品、電機・電子機器、OA機器や工業製品等の分野で、欧州顧客へのテクニカルサポート、グレード開発、用途開発等の迅速な技術提案が可能となり、よりきめ細やかに顧客ニーズに応える体制が整う。
今後とも、「旭化成ヨーロッパ」は、良質な製品供給と技術サービスを行うことで、自動車を中心としたヨーロッパ産業の発展および地域社会に貢献する。
<旭化成ヨーロッパ 機能樹脂テクニカルセンター概要>
拠点名:旭化成ヨーロッパ 機能樹脂テクニカルセンター
Asahi Kasei Europe Engineering Plastics Technical Center
所在地:ドイツ連邦共和国ドルマーゲン市(旭化成スパンデックスヨーロッパ内)
事業内容:欧州顧客へのテクニカルサポート・用途開発、欧州市場の要求に応じたグレード開発
<旭化成ヨーロッパ概要>
社名:旭化成ヨーロッパ(英文:Asahi Kasei Europe GmbH)
所在地:ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市
社長:堤 秀樹
資本金:100万ユーロ
株主:旭化成株式会社100%出資
事業内容:化学品、樹脂製品、繊維、電子部品の販売・マーケティングなど
営業開始日:2016年4月1日