昭和電工(株)および同社の連結子会社である昭和アルミニウム缶(株)は、タイの大手飲料メーカー Carabao Group Public Company Ltd.(会長:サティアン セータシット、タイ王国バンコク、以下、カラバオ社)とのアルミ缶製造・販売会社「Asia Can Manufacturing Co.,Ltd.」(以下、ACM)を合弁で設立、工場建設を進めていたが、このたび新工場が完成し、12月6日に竣工式を執り行った。
昭和電工グループは、現在進行中の中期経営計画「Project 2020+」において、アルミニウム缶事業を「成長加速」事業に位置づけ、東南アジアをターゲットに事業拡大を進めてきた。今回のタイでの新工場稼働により、ベトナム・ハナキャン社の缶体生産体制とあわせ、東南アジア地域全体では30億缶の生産能力にまで拡大している。
新工場稼働後は、主にカラバオ社の輸出製品用のアルミ缶を製造する。カラバオ社は東南アジア諸国や中国、英国を中心とした海外事業の拡大を目指しており、ACMは昭和アルミニウム缶が培った生産技術と品質管理体制で高品質なアルミ缶を安定的に供給し、同社の海外展開をバックアップする。
<合弁会社の概要>
会社名:Asia Can Manufacturing Co.,Ltd.
事業内容:アルミニウム缶の製造・販売
所在地:タイ王国チャチューンサオ県バーンパコン郡(バンコク近郊)
設立年月日:2017年6月15日
資本金:7億タイバーツ
出資比率:カラバオ社74%、昭和アルミニウム缶24%、昭和電工2%
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【アルミ缶】タイのAsia Can Manufacturingが竣工
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