総合化学会社BASFの日本法人、BASFジャパン(株)は、さらなる成長に向けた施策の一環として、2019年3月6日に、現在の東京都港区六本木に所在する本社を、中央区日本橋に移転する。
日本橋への移転により、多くの顧客企業と近くなり、双方の行き来がしやすくなるだけでなく、本社に所属する約7割の社員の通勤利便性が高まる。日本橋の新本社オフィスデザインには「アクティビティベースドワークプレイス」(Activity-Based-Workplace、以下ABW)の概念を適用し、仕事内容に合わせて、社員が自ら働く場所やセットアップ(机・椅子など)をその都度選択し、最も効率よく働ける環境を主体的に選択できる体制を整える。また、25年にわたり実施してきたフレックスタイム制度を、コアタイムをなくした「スーパーフレックスタイム制度」に進化させ、同時にテレワーク制度を初めて導入する。
このほか、会議の生産性向上やITインフラの強化、社内業務プロセスの効率化など、社員主導の全社的な施策にも取り組み、組織全体の生産性を向上することで競争力の強化を目指す。
BASFジャパンの代表取締役社長、石田博基氏は次のように述べている。
「BASFジャパンは今年10月に創立70周年を迎えます。次の70年、100年も日本のお客様とともに歩み、成長し続けられる企業であるためには、トップダウン・ボトムアップの双方から理想的な働き方を追求し続けなければなりません。すでにワー クライフバランスが強みの当社にとっての働き方改革は、長時間労働の是正を目的とするものではなく、『より濃く働く』ことを目指すものです。社員一人ひとりが行動の質を更に上げることで全社的な生産性を向上させ、会社としての競争力を強化し、お客様の成功に貢献することでさらなる成長を目指します」
「主体性を培うオフィス」設計:日本橋の新本社オフィスのコンセプトは、社員の「主体性を培うオフィス」。2014年に営業担当者を中心に導入したフリーアドレスを、全職種に展開。ABWの概念を取り入れ、社員一人ひとりが仕事の種類に基づいて、最も効率よく働く場所を主体的に選択し、オフィス内を積極的に移動する環境を整え、社員間のコラボレーションを促進する。コンセプト策定に当たっては、BASF がグローバルに定めるオフィスフレームワークを基本に、部門長・社員代表インタビューや、理想の働き方を議論するワークショップなどを通じて現場の声を集めた。また、会議の実施状況(場所、参加者人数、生産性)や、働く環境と生産性との関連性、部署間の近接要望などに関する社内アンケートを実施し、社員の積極的な参加を促した。
<新住所>
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-4-4 OVOL日本橋ビル3 階
※BASFジャパン(株)の本社移転に伴い、BASFカラー&エフェクトジャパン(株)、およびBASF出光(株)の本社も同時に移転する。
新電話番号・FAX 番号(代表):
BASFジャパン(株)
電話番号: 03-5290-3000
FAX番号: 03-5290-3333
BASFカラー&エフェクトジャパン(株)
電話番号: 03-5290-2424
FAX番号: 03-5290-2425
BASF出光(株)
電話番号: 03-5290-2400
FAX番号: 03-5290-2410