<2019年3月20日、ウルサン・韓国発>世界第2位のポリマー添加剤メーカーであるSONGWON Industrial Groupとヒンダードアミン光安定剤(HALS)の開発・製造分野において世界をリードする企業であるSabo S.p.A.は本日、両社間で締結されている長期提携契約に関して新たな節目を迎えることになった。
先日SABOは、厳しい農業用途専用に開発した独自の革新的な光安定剤システムSABO(r)STAB UV216を発表し、優れた性能を発揮する新たなソリューションを農業分野に提供することになった。この新製品は、SABOとSONGWONの揺るぎない提携関係をさらに強化する存在となる。
両社間の既存の販売契約に従い、SONGWONは、SABOの専門知識や技術とSONGWONのテクニカルサービス、グローバルアプリケーションコミュニティ、そして豊富な販売実績を持つ営業チームによる手厚いサポートを組み合わせることで、SABO(r)STAB UV 216のプロモーションを加速する。また、この新製品がSABOの光安定剤のポートフォリオに加わったことで、高性能製品と革新的なソリューションを提供するパートナーとして、ポリマー業界において選ばれる企業となるという共通の目標に向け更に前進する機会となる。
「当社の最新光安定剤システムは、プラスチック業界に付加価値を提供し続けるSABOとSONGWONの責任を改めて強調する機会となります。また、SABO(r)STAB UV 216はSABOとSONGWONにとって、光安定剤のメーカーとして世界的に認められた立場を確立するための取り組みを更に前進させることにもなります」と、プラスチック添加剤事業部門グローバルヘッド、アルベルト・ヴィシェッティ氏はコメントしている。
SONGWONのポリマー添加剤事業部門リーダーのエレナ・スカルトリッティ氏は次のようにコメントしている。
「SONGWONは長年にわたりSABOと揺るぎない提携関係を築けていることをとてもうれしく思っています。また、この新製品のプロモーションに携わることを心から楽しみにしています。今後もさらに強化されることが期待されるSABOとの提携関係はまさに、市場を牽引する2社が協力することで、市場に新たなソリューションを提供することができる事を証明する良い手本となるでしょう。革新的な新製品の開発に成功したSABOにお祝いの言葉を贈りたいと思います」
■Sabo S.p.A.について
1937年に設立されたSabo社は、プラスチックやコーティング剤向け添加剤および界面活性剤、化粧品原料、産業用用途向け特殊化学品といった様々な産業分野で使用される特殊化学品の開発と生産を行う化学企業。Saboはイタリア本社およびスイス・バーゼルのSabo International SAを拠点として事業を展開している。
■SONGWON Industrial社について
1965年に設立されたソンウォンは、韓国・蔚山(ウルサン)に本社を構える、添加剤および特殊化学製品の開発、生産、供給におけるリーディングカンパニー。世界第2位のポリマー安定剤メーカーであるソンウォン・インダストリアル・グループは世界各国にグループ会社を展開し、世界的な事業基盤と容易にアクセス可能な各地域における事業組織の双方を保有するメリットを顧客に提供する。ソンウォンの専門チームは顧客との密接な連携によって、個々の要件を満たすテーラーメイドのソリューションを開発している。