ダウ・ケミカル日本(株)は、7月16日、世田谷区立尾山台中学校において、オリンピックと科学を掛け合わせた教育プログラムとして、提供授業「カガクのチカラ」を実施した。ダウ日本グループ(ダウ・ケミカル日本、東レ・ダウ)のボランティア社員10人がプログラムの講師となり、中学2年生の生徒を対象にして、化学がスポーツや社会の進歩に果たす役割や、自身の渾身の仕事について語り、生徒たちとワークショップを行った。ダウ日本は2017年よりオリンピックにちなんだ教育プログラムを提供しており、今回が3回目。
ダウ日本の親会社であるダウ(ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー)は、米国に本社を置く素材科学会社。ダウは、オリンピックのワールドワイドパートナーおよび「公式化学会社」、国際オリンピック委員会(IOC)の公式カーボンパートナーを務めている。ダウ日本は、東京2020オリンピックの開催に向けて、化学がスポーツの分野はもちろん、持続可能な社会の実現に役に立っていること、また、生徒に働くことの面白さを感じてもらうプログラムを「NPO法人じぶん未来クラブ」と協働で企画した。尾山台中学校では、約100人の中学2年生の生徒を対象として、実験やクイズなどを交えた化学の紹介、また社会人であるボランティア社員とのQ&A(質疑応答)コーナーを設けるなど、生徒参加型の授業を行った。
ダウ・ケミカル日本のピーター・ジェニングス代表取締役社長は、「いよいよ、東京2020オリンピックの開会式まで1年と迫り、カウントダウンが始まります。オリンピックを支える公式化学会社として、若い生徒たちに化学そしてスポーツへの関心を高めるプログラムを提供でき、大変喜ばしく思います。ダウの熱意あるボランティア社員と交流することで、生徒たちが自分たちの未来を自主的に担うことの醍醐味を感じてもらい、また将来のキャリアについて前向きにとらえるロールモデルとしての姿を見せることで、学校の勉強など、高い目標に向けてチャレンジすることを前向きに感じてもらえることを願っています」と述べている。
ダウ日本はまた、日米の官民パートナーシップである「TOMODACHIイニシアチブ」のパートナー企業を務め、次世代の科学者の育成や女性のさらなる活躍につながる活動を応援している。
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【東京2020オリンピック】ダウ日本、オリンピックと科学を掛け合わせた教育プログラム「カガクのチカラ」を実施
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