(一社)日本食品包装協会は2020年1月27日(月)、1月度研究例会を東京都北区の北とぴあ7階第1研修室で開催する。参加費は会員1万6000円、一般1万円。申し込み締め切りは2020年1月17日(金)。問い合わせはTEL.03-3669-0526まで。
【プログラム】
13:25~13:55 (30分)
製品紹介Ⅰ:『廃棄物のない未来を目指して - ネスレのプラスチックごみ問題に向けての取り組み』
講師:ネスレ日本(株) コーポレートアフェアーズ統括部 執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長 嘉納未來氏
要旨:ネスレは、廃棄物のない未来を目指して、2025 年までに包装材料の100%をリサイクル可能またはリユース可能にするというコミットメントの達成に向けて、具体的に1)代替素材の開発、2)廃棄物のない未来の形成、そして3)私たちの行動変革、の3つの柱の取り組みを推進している。
14:00~14:30(30分)
製品紹介Ⅱ:「介護食(ムース食)『エバースマイル』の商品開発について」
講師:大和製罐(株) メディカルサイエンス部 エバースマイル開発室 齋藤貴洋氏
要旨:在宅介護の負担軽減のために、常温保存可能で使い勝手の良い「エバースマイル」を開発した。講演では、容器の開封性や内容物の設計にこだわり、安全性と利便性を両立させた商品の特徴や独自の製造設備について紹介する。
14:40~15:40(60分)
講演‐1:「軟包装用水性フレキソ印刷の現状と課題」
講師:佐川印刷(株) 軟包装営業部 係長 時田直知氏
要旨:水性フレキソ印刷が環境に良く、食品包装として安全性が高いことは周知の事実だが、実際に印刷を行っているコンバーターの立場から水性フレキソ印刷の現状と課題を挙げるとともに、その課題を克服するために立ち上げた「水性フレキソ促進協議会」について紹介する。
15:45~16:45 (60分)
講演‐2:「器具・容器包装の制度改正に関する最新状況」
講師:塩化ビニリデン衛生協議会 専務理事 渡邊寿弥氏
要旨:昨年改正食品衛生法が公布され、今年(2019年)12月に国のポジティブリストが公示される。その内容について紹介するとともに、来年6月に施行される器具・容器包装の制度改正のポイントもあわせて解説する。