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【家庭用ルームエアコン】三菱重工サーマルシステムズの「ビーバーエアコン」、全機種に茶殻配合樹脂のフィルターホルダー搭載

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 三菱重工サーマルシステムズ(株)は、家庭用ルームエアコンのブランドネーム「ビーバーエアコン」が1970年に誕生して今年で50周年を迎え、2020年モデル23機種を4月から順次発売する。高APF(通年エネルギー消費効率)※1で省エネ性に優れた最高級モデルのSYシリーズ6機種、寒冷地ハイスペックモデルのSYKシリーズ4機種、加湿器連動運転機能を搭載した高機能モデルのRYシリーズ6機種および標準モデルのTYシリーズ7機種のラインアップにより、多様なライフスタイルに対応したいろいろ心地いい空間を提供する。併せて、緑茶の茶殻※2を配合した樹脂のフィルターホルダーを2018年以来引き続き全機種に搭載。資源の有効利用を大きく前進させた。また、2020年夏発売の別売部品の無線LANインターフェイスを接続すれば、スマートフォン連動により外出先からもかんたんに操作※3が可能となる。
 4シリーズとも大風量でパワフルな「JET気流運転」、急速な冷暖房ができる「ワープ運転」、風量・風向の自動制御で部屋を均一に効率よく冷暖房する「おまかせセンサー気流」(SY・SYKシリーズ)や「おまかせ気流運転」(RY・TYシリーズ)などを搭載。また、2018年モデルで採用を始めた茶殻樹脂のフィルターホルダーは、好評を博しており、飲料メーカーの(株)伊藤園の茶殻リサイクルシステムにより開発された茶殻樹脂を原料として、三菱重工サーマルシステムズのタイ工場で樹脂成型する量産体制を整えた。
 SY・SYKシリーズには、人の動きを検知して設定温度を自動調整する人感センサー機能を搭載。人の不在を検知して冷やし過ぎ・暖め過ぎを抑え、一定時間不在を検知すると自動停止して省エネ(節電)運転につなげる。また、グループ会社の三菱重工冷熱(株)が販売しているハイブリッド加熱気化式加湿器「roomist」SHKシリーズ3機種との連動運転機能も備えている。これは、エアコンの湿度検知機能に基づきエアコンから加湿器に対して運転・停止信号を送信、その信号を受信した加湿器は設定湿度に基づき自動で運転・停止する仕組み。
 RYシリーズおよびTYシリーズでは、全タイプの室内機の高さを250mmに抑えてコンパクト化することで、ハイサッシや下がり天井などの隙間スペースにも設置可能。また、6畳タイプの室外機は、従来モデルと比べ軽量化している。RYシリーズは、SY・SYKシリーズと同じくハイブリッド加熱気化式加湿器との連動運転機能を搭載している。
※1 APF(Annual Performance Factor:通年エネルギー消費効率)は、年間を通じて冷暖房を行うために必要な能力の総和を各冷暖房機器のエネルギー消費量で割った性能評価指数。値が大きいほど省エネ性に優れている。
※2 (公財)世界緑茶協会の「茶(煎茶)の成分とその含有量および可能性のある効能、効果」などを参照。
※3 利用には別売の無線LANインターフェイスのご購入、インターネット接続環境ならびに別途通信費、取付工事・工事費が必要。また、専用アプリのダウンロード(アンドロイド™スマートフォンはGooglePlay™、iPhoneはAppStore)が必要(アプリは無料)。スマートフォンやタブレット端末などの通信可能圏内に限る(通信費が別途かかる)。通信状況環境や使用状況によっては、サービスを利用できない場合がある。利用前にはエアコンのアプリへの機器登録が必要。


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