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【COVID-19】ダウ、対策支援に300万ドル寄贈。ドイツおよびアメリカでは手指消毒剤を生産

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 ダウ(NYSE:DOW、本社:米国ミシガン州、CEO:ジム・フィッタリング)は、COVID-19(新型コロナウイルス)に関連する支援のため、国際救援組織や、ダウが操業する地域における非営利組織に対して、300万ドルの寄贈を行うことを発表した。また、ダウは、ドイツのスターデにおいて、手指消毒剤の生産を開始したことを発表するとともに、米国でも消毒剤を生産するため既存の設備を調整している。
<支援内容>
◼ COVID-19の影響に対する直近の支援が必要な組織に200万ドルを寄贈:
 世界保健機関(WHO)の世界における活動を支援するCOVID-19 Solidarity Fund
 医療用品を配布する人道支援組織Direct Relief
 ダウが操業する世界中の地域における非営利組織
 その他緊急支援
◼ 回復段階において地域のレジリエンシーを向上させるために100万ドルを寄贈:
 手指消毒剤を月に300トン生産。生産される60万本(1本当たり500ml)相当の消毒剤は、ドイツのスターデや、ドイツその他の地域のドラッグストアや病院に寄贈
 米国においても消毒剤を生産するため、既存設備を緊急調整
 こうした寄贈を通じて、現場で働く医療関係者に必要な保護具を配布することに貢献すると同時に、貧困や緊急事態により医療サポートを必要とする人々の健康を守ることに貢献する。
 「ダウにとって、安全は最優先事項です。これまでにないスケールの影響を世界に与えているCOVID-19に対して、ダウは従業員や地域社会の健康と安全を守り、必要な場所に私たちの事業を通じたソリューションを届ける決意です。この危機は、非営利活動やソーシャルサービス、小規模事業、ヘルスケア分野において、極度のストレスとなっていることを認識しており、彼らのニーズに応えるべく、緊急かつ柔軟な資金支援や、生産設備の調整を行っていきます」とダウのジム・フィッタリングCEOは語っている。
 「ザ・ダウ・カンパニー基金は、ダウのチームの力を補強するものであり、世界における喫緊の課題に対応するためにダウの人材や資源を活用します。今回の取り組みを通じて、COVID-19危機に対して直接対応している組織に緊急の金銭的支援を行い、また、地域社会のレジリエンシーを守るために貢献していきます」とダウの社長兼CFOでありザ・ダウ・カンパニー基金の代表であるハワード・ウンガーライダー氏は述べている。
 ダウは、地域社会や世界規模における、COVID-19に関連するニーズや状況を注視し、ダウのイノベーション、人材、資源を適切に活用していく。

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