フレキシブル有機エレクトロニクス研究会では、来る10月13日(金)午前10時から午後7時まで、TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原(東京都千代田区外神田1-7-5 フロントプレイス秋葉原2F/3F)において、第4回研究会「事業化を見据えるプリンテッドエレクトロニクス」を開催する。
フレキシブル有機エレクトロニクス研究会の代表である時任静士山形大学有機エレクトロニクス研究センター長・卓越研究教授のグループは、印刷技術を駆使して電子デバイスを作製する「プリンテッドエレクトロニクス」の中核であるフレキシブル有機エレクトロニクスの研究を、科学技術振興機構の支援及び企業との産学連携で進めている。この研究は、有機半導体材料、絶縁材料、金属電極・配線材料、およびそれらのインク化技術、印刷製法による薄膜形成技術、デバイス化・集積回路、などの多岐にわたる要素技術の進展と集積、および応用技術・システム、さらにはサービスの研究等と協同することによって進化していく。最近では、Siテクノロジーと融合させたフレキシブルハイブリッドエレクトロニクス(FHE)が国内外で注目されており、同研究室においても事業を加速する技術として精力的な開発を進めている。
フレキシブル有機エレクトロニクス研究会では、今回の研究会では、最新の成果を公開するとともに、関連分野の人々との議論を深めることで、今後のフレキシブル有機エレクトロニクスの発展と社会貢献を目指す。
プログラムは次の通り。
<午前の部> 会場:ホール3A(3階)
10:00 主催者挨拶 山形大学理事 副学長 大場好弘氏
10:05 来賓挨拶 科学技術振興機構理事 白木澤佳子氏
10:10 基調講演「これまでの取り組みと今後の展開」(山形大学卓越研究教授 時任静士氏)
10:40 講演「微細印刷装置に向けた銀ナノ粒子インクの開発」(山形大学卓越研究准教授 熊木大介氏)
11:10 講演「印刷型有機TFTと集積回路応用」(山形大学卓越研究准教授 松井弘之氏)
11:40 講演 凸版反転法による有機電子回路の高集積化」(山形大学卓越研究助教 竹田泰典氏)
12:10 昼休憩
<午後の部> 会場:ホール3A(3階)
13:30 講演「ソフトブランケットグラビア(SBG)印刷技術の開発」(山形大学産学連携准教授 泉 小波氏)
14:00 講演「全方向インクジェット(OIJ)印刷技術の開発」(山形大学卓越研究研究員 吉田泰則氏)
14:30 講演「有機FET型バイオセンサの進展」(山形大学卓越研究准教授 長峯邦明氏)
15:00 休憩
15:15 講演「有機FET型バイオセンサの応用」(山形大学卓越研究准教授 古澤宏幸氏)
15:45 講演「強誘電性高分子を用いた印刷型圧力センサ」(山形大学卓越研究助教 関根智仁氏)
16:15 講演「FHEの現状とウエアラブルセンサへの応用」(山形大学卓越研究教授 芝 健夫氏)
16:45 全体質疑応答
※講演タイトルは変更になる場合がある。
参加費は1人10800円(税込み、テキスト付)、定員200名に達し次第、締め切る。
17:00 交流会(会費2000円) 会場:ホール2A(2階)
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【プリントロニクス】フレキシブル有機エレクトロニクス研究会、10月13日に第4回研究会「事業化を見据えるプリンテッドエレクトロニクス」開催
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