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【医薬品包装】日本包装学会、11月2日に第74回シンポジウム「『近年の医薬品包装分野における課題』-偽薬対策の実際とチャイルドレジスタンス包装開発動向-」開催

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 日本包装学会は、来る11月2日(木)午前10時から午後4時40分まで、きゅりあん6F大会議室(東京都品川区東大井5-18-1、JR大井町駅前)において、第74回シンポジウム「『近年の医薬品包装分野における課題』-偽薬対策の実際とチャイルドレジスタンス包装開発動向-」を開催する。
 プログラムは次の通り。
(1)10:00~11:00
 テーマ:「税関と偽薬対策」
 講 師:財務省横浜税関 総務部 税関広報広聴室 課長補佐 加藤正貴 氏
 要 旨:今回の講演では、医薬品包装分野の課題の1つである「偽薬対策」に、税関がどのように係わっているかについて理解いただくた、はじめに税関の使命と役割を紹介する。そして、具体的には偽薬を含む知的財産侵害物品に対する税関の取組み状況とその現状を中心に講演する。
(2)11:10~12:10
 テーマ:「薬局目線で見た偽薬問題の解説およびリスク管理」
 講 師:(株)バンブー 代表取締役 兼 (一社)薬局支援協会 代表理事 竹中孝行 氏
 要 旨:2017年1月17日、奈良県に本社を置く薬局チェーンで、C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽薬が患者からの申し出によって見つかった衝撃的なニュースがあった。ニュースの概要やそれに対する個人的な見解を解説するとともに、薬局の内情や今後求められるリスク管理について講演する。
(3)13:20~14:20
 テーマ:「海外包装のトレンド紹介」
 講 師:朝日印刷(株)製品開発部 部長 森田 誠 氏
 要 旨:海外における最新のシリアル印字の動向について、海外各国の開始期、および対応における留意点を分かりやすく解説するとともに、欧米各国におけるCRSF包装について実例を紹介する。
(4)14:30~15:30
 テーマ:「医薬品包装用多目的シート(子供誤飲防止)の開発」
 講 師:丸金印刷(株)専務取締役 営業本部長 大谷英雄 氏
 要 旨:昨今、子供による医薬品誤飲事故に対する対策が求められている。誤飲事故を防ぐには、子供には開け難い包装であることが必要だが、一方服薬する患者にとっては開け易い包装である必要がある。そのような包装を目指して当社が開発した「医薬品包装用多目的シート(子供誤飲防止)」について紹介する。
(5)15:40~16:40
 テーマ:「PTP多機能ラベル 小児誤飲防止と医療安全性を向上する取組」
 講 師:(株)岩田レーベル 開発部 開発企画 課長 三輪田 徹 氏
 要 旨:社会情勢の変化によって避けて通れない問題となった薬剤の小児誤飲防止。家庭内で最も使用され、事故件数も多い包装形態「PTP包装」。一次包装であるPTP包装の仕様を変更せず、ラベルを貼付することで子供が開封しにくくなり、いたずらに薬剤を取り出す危険性を低減できる「PTP多機能ラベル」を紹介する。
 参加費は、維持会員15,000円(企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料。4名以上の場合は、1名につき10,000円の追加で参加できる)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員および学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(申込み時に会員登録(年会費8,000円)すれば、個人会員として参加できる)。
 申込締切は10月20日(金)、先着順にて定員100名で締め切る。


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