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【地域貢献】ダウ化工、笠岡市立カブトガニ博物館へ「アロサウルス」頭骨模型を寄贈

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SnapCrab NoName 2017 10 13 12 47 27 No 00 R ダウ化工(株)は、今年も岡山県笠岡市に向けた寄贈計画を実施した。2017年10月12日、ダウ化工社長の有友 完社長および近藤 安紀笠岡工場長が笠岡市立カブトガニ博物館を訪問し、笠岡市の岡本裕也副市長に寄贈目録を手渡した。
 ダウ化工の親会社であるダウは、米国に本社を置く総合化学会社。ダウは自主環境目標である「2025年持続可能性目標」を掲げ、その目標の1つである「地域社会反映への貢献」を実践するため、自社工場が所在する地域においてさまざまな寄贈プログラムを実施している。笠岡市においては2006年より、市との協議の結果、笠岡湾のカブトガニとカブトガニ繁殖地に指定されている海岸周辺の保護および教育に寄与することを目的とし、カブトガニ博物館にさまざまな展示物などを寄贈してきた。今年はジュラ紀に生息していた最大の肉食恐竜「アロサウルス」の頭骨模型を寄贈した。
 カブトガニは古代からほとんど姿が変わらない「生きる化石」のような存在であり、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている貴重な生き物。カブトガニと同じ時代に生きた「アロサウルス」の模型を展示することで、その時代やカブトガニが生きてきた歴史を来館者が親しみを持って学ぶことが期待される。ダウ化工は、カブトガニ博物館の展示内容がさらに充実することで、来場者によるカブトガニへの関心や干潟の環境保全に向けた意識が高まり、近隣の海岸が美しく保たれ、笠岡の知名度アップにもつながることが期待される。笠岡工場の社員は、笠岡湾におけるカブトガニの保護啓蒙活動に参加するなど、海岸の自然保護に貢献している。
 今回の寄贈に関し近藤工場長は、「工場の地元である笠岡に所在する貴重な資料館の充実化に今年も貢献できたことをうれしく思います。われわれの地道な活動が、美しい笠岡湾やカブドガニの保護につながることを期待しております。ダウ化工が笠岡市で30年以上操業する『スタイロフォームTM』断熱材の工場も順調な稼働が続いています。地元経済、安全操業そして環境への貢献を目指し、今後も尽力してまいります」と述べている。
 ダウ化工の笠岡工場は、1984年より「スタイロフォームTM」押出発泡ポリスチレン板、1985年より「ウッドラックTM」押出発泡ポリスチレン板の生産に従事している。「スタイロフォームTM」は住宅やビルの断熱材として、「ウッドラックTM」は建材やPOP広告用の板として、世界中で広く利用されている。


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