東芝機械(株)射出成形機営業部(TEL.03-3509-0295)は、10月24日~28日まで幕張メッセで開催される「IPF Japan 2017」に、電動式射出成形機ECシリーズの最新機種として、インダストリー4.0への対応を見据えて各種機能を強化し開発した「EC-SXIIIシリーズ」を出展する。
同機の主な特長は次の通り。
1.高付加価値成形-特殊成形対応・高生産性の実現
(1)軽量化成形、多材・多色成形等の成形技術を同社ノウハウで最適化し、「モジュール化オプション」の充実により、顧客の高付加価値成形に貢献。
(2)大型機種(650t以上)で型開閉速度の向上と金型交換に要する時間短縮を図ることで、段取時間と生産サイクルの短縮が可能となり、高生産性を実現。
(3)型締力UP仕様(オプション)を用意し、ワンサイズ下の機械でも、同等の成形対応ができる可能性が広がる。
2.工場とつながる成形機
射出成形機と周辺機器の接続機能を充実し、成形機から機能の一元設定・モニターを可能とした。成形条件と周辺機器設定を一括管理し、設定ミスの防止と省人化に貢献する。
3.使いやすさを向上
SXIII向けに新型コントローラ「INJECTVISOR-V70」を開発、「視認性」「操作性」「設定自由度」の向上で、生産性向上に貢献する。
・操作しやすい画面
19インチの「抵抗膜式タッチパネル」を採用した上下2画面構成とし、メニューの視認性、条件設定のしやすさなど、操作性をさらに向上。
・設定自由度の向上
中子・押出・空気吹付の動作タイミングを画面上で確認しながら自由に設定できるようにすることで、様々なニーズに応える。
・生産性の向上「PRODUCTROL」
金型交換の多い生産でも自動化できるよう、生産スケジュールと工程間段取りを自在に設定できる機能を搭載。
IPF Japan 2017では、IoTを用いたスマート生産システム、インダストリー4.0標準プロトコル「OPC-UA」によるデータ通信デモなどを展示する。
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【IPF 2017】東芝機械、新型電動式射出成形機「EC-SXIIIシリーズ」を展示
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