エックスライト社と子会社のパントン社は、5月8日(火)、サカタインクス(株)がPantoneLIVE認定パートナーとなったことを発表した。
今回のパートナーシップにより、PantoneLIVEのエコシステムを利用するパッケージ印刷会社やコンバーターへのインキをサカタインクスが提供する。これにより、PantoneLIVEを使用するブランド・オーナーやコンバーターは特定の基材、印刷工程、イン キ、印刷方式における、ブランドカラー・パレットの正確な分光データを指定・作成・共有してデジタルのカラーコミュニケーションを容易に行うことが可能となる。
サカタインクスの取締役常務執行役員である中村 均は、次のように話している。「当社米国子会社であるINX International Ink Co.はすでに認定パートナーとなっておりましたが、この度、親会社として当社および当社海外子会社 全体がエックスライト社のPantoneLIVEの認定パートナーとなりました事を大変喜ばしく思います。今回の導入によって、国内のみならず海外のブランド・オーナー様や印刷会社様へ迅速な調色サービスが提供できるようになると確信しております。ま た、国内や海外現地法人ともデータを共有する事により、トータルの印刷ソリューションの提案を行って参ります」
エックスライト社の代表取締役である南文輝は、次のように述べている。「現在PantoneLIVEは、グローバルに製品を提供 する海外のブランド・オーナーを中心に導入が進んでいる。日本でも2017年から、PantoneLIVEを使用したパッケージ印刷への取り組みが本格化しました。今回、エックスライト社と長年の協力関係にあるサカタインクス株式会社が、PantoneLIVEの 認定パートナーになっていただいたことを大変喜ばしく思います。同社の協力により、日本でのPantoneLIVEの展開がより一層深化することを期待しています」
PantoneLIVEのソリューションは、印刷方式や基材にとらわれず、パッケージのサプライチェーン全体で正確なカラーコミュニケーションを可能にし、ブランド・オーナーの意図するカラーの実現に寄与する。
PantoneLIVEは、包装のワークフロー全体においてPANTONEカラーの正確なコミュニケーションを行い、デザインから店頭販売をサポートするクラウドベースのソリューション。認定プログラムはその一部。PantoneLIVE のPANTONE PLUS SERIES カラーライブラリーは、重要なカラー情報を包装用基材にマッピングする。PantoneLIVEエコシステムはライセンスされたハードウェアとソフトウェアにサポートされており、ブランドに指定されたパレットに加え、包装サプライチェーン全体において同一のPantoneLIVE色にアクセスすることが可能。これにより、用紙や印刷技術を問わず、製品ファミリーに一貫かつ繰り返し精度の高い色が確保され、ブランド色への団結したアプローチを実行できる。