鳥取大医学部付属病院は、同大発のベンチャー企業である(株)メディビートと連携し、紙製フェースシールド「ORIGAMI（オリガミ）」を開発した。従来使用されている素材を用いない、早期生産・大量生産が可能な新しいフェイスシールドで、折り紙のように折りたたむと、紙製シールドとなる。
主な特徴は以下の通り。
・ボール紙とPP（ポリプロピレン）のみを用いた単純構造。
・ボール紙表面にPPをラミネートすることで防滴性を確保している。
・簡便な折り紙式で、出荷時の厚さは0.5mm程度。また、フレームとシールドを合わせて約31gと超軽量。
・立体構造でフィルム前面を平面に保ち、視野の歪みを抑制する。
・顔面下面や側面からの飛沫の防護能力も高めた形状。
・顔面との間隙の適切な設計による優れた防曇性能を備えている。
現在は問い合わせが殺到しており、現在電話でのアクセスが繋がりにくい状態とくなっており、メールフォーム（https://medibeat-inc.co.jp/contact/）での問合せを勧めている。
折り紙のように折りたたむと、紙製シールドになる